はじめに

人間の悩みなんて、ほとんどが人間関係だ。

それが結論だった。

親子関係、友人関係、職場の人間関係、...etc

 

メンヘラ.jpを観察し続けて最終的に出した結論がそれだった。

 

※メンヘラ.jpとは、「メンヘラの居場所」となるように作られたコミュニティーサイトだ。

 

そのサイトを眺め始めてかれこれ4年経った。

お悩み相談、独り言。人生が苦しい時にいつも眺めていた。

そして、それらに共感しつつ、

「あー、この人たち、いつまでも同じことに悩んでんね」と思うようになった。

 

精神科の先生の勧めで一人暮らしを始めたものの、人生は一行に進まなかった。親は目の前から消えたけれど、相変わらずメールや電話はかかってくる。

そういった履歴をうっかり見てしまうたびに、昔の記憶が鮮やかによみがえり、憎しみが頭をもたげる。

 

しかし、そんなことに感情を動かす時間的な余裕が存在していないことに気が付いた。

 

自分の人生を前に進めたかったが、人生がうまくいかなくなるたびに、「私がこうなったのは、親のせいだ」と思わずにはいられなかった。

 

実家で暮らしていた時期ならまだしも、一人暮らしを始めてから2年は立っている。

もう、いい加減親の呪縛から自由になりたかった。

そうやって自由になった結果、私は今仕事をやめようとしている。

親への反抗の意志を込めて入ったIT企業。

その会社の内定を連絡したら、母に言われた言葉

「NTTとかも受けたらどう?」

どうしても、大企業に勤める娘が欲しかったらしい。

ずっとそうだった。

・幼稚園から私立へ通う娘

中高一貫校へ通う娘

 

私はことごとく落ちた。

別に強い気持ちをもって臨むことはなかったが、「なんとなく」で受かる人もいるだろうから、私には素質がなかったのだろう。

 

しかし、IT企業にも素質はなかった。

というか、社会人の素質がないんだけど笑

 

だから、会社をやんることにしたが、すぐにやめるのはちょっと怖い。

 

ボーナスをもらってから辞めることにした。

 

親に言われて傷ついた言葉はたくさんあるが、「お前は発達障害だ」という言葉はかなりたくさん言われた。

大喧嘩した日には、「今からお前を病院へ連れていく!!」と怒鳴られた。

 

私が激しく抵抗したためか、世間体が悪いからなのか、病院に連れて行ってもらうことはなかった。

 

だけど、仕事を始めて早3年。しみじみと自分は発達障害かもしれないと、認めつつあった。

 

会社にも迷惑だし、私自身もモチベーションがわかない。しかし、無収入になる前に、できるだけお金が欲しい。(特にボーナス)

となると、6月まで働いてなきゃならない。

 

もちろん、それまで働き続けることなく辞める可能性はある。

会社を辞めるまで、ここに日記をつけることにする。