ここじゃないどこかへ
土手を散歩した。
桜はまだ咲いていませんでしたが、淡い水色の空と、さわやかな風に春が到来したことを感じました。春は何か新しいことを始めたくなりますね。
今日は、この一年間私を制限し続けたコロナについて、自分が思っていたことを書こうと思います。
素人の浅はかな感想に過ぎませんが、お付き合いください。
コロナが始まってからテレワークを推進した企業って、地方だとどのくらいあるのでしょうか?
コロナが始まった昨年の2月ごろから現在に至るまで、一年以上経過したけれど、ニュースではまだ警戒する向きの報道が続いていますね。
しかし、東京に住んでいる筆者の知り合いでコロナに感染した人は一人もいません。
コロナが流行った時から今に至るまで、アナウンサーが深刻そうな顔で「東京の感染者数は300人です」とかいうたびに、(東京の人口がどのくらいかわかっているんだろうか?)と思っていました。
ちなみに、東京の人口は1300万人です。
※別に、実行再生産数の意味が分かっていないわけではないです。300人を少ないと思って対策しなかったら、日本だって欧州の国と同じようなひどい状況になったことはわかります。
さて、医療従事者を中心にワクチンの接種が始まりましたね。
私のような医療従事者でもなく、高齢者でもなく、幼年でもない人間は、最後まで順番が回ってこないだろうな。。
コロナという病気をいろいろな専門家や知識人が語っていると思うのですが、市井の一個人からすると、コロナはずっと「東京の病気」だった気がします。
途中から東京から首都圏を中心に感染が広がったし、関西でも感染は確認されていましたが、やっぱり東京の感染者数が圧倒的だった。
東京の中で感染を抑え込むことができたということではあると思います。エビデンスを精査すればそういう結果になるのかもね。知らんけど。
しかし、コロナという病は私の目の前に姿を現しませんでした。
知人の働いている会社のビルの違うフロアで感染者が出たという話を聞いたり、弊社のビルで感染者が出たという話は聞きました。
でも、それは、ほとんど私たちには関係ない事象でした。
コロナの感染者はどこにいたのでしょう。
夜の街に繰り出す人たちはどんな人なのでしょう。
なんだか、東京という町には薄いシートが幾重にも重なりあい、しかしシート同士は混ざらずにいるのを感じました。
ある特定の生活圏に生きている人たちの病だったのではないだろうか?と思うのです。
特定の生活圏に生きる人たちがたまたま日本の政治に影響力を持つ人たちだから、ニュースは毎日うるさかったのでは。
コロナが日本経済に与えた打撃は大きかったと思いますが、個人というミクロの視点から見ると、自分自身や人生と向き合う機会となった気がします。
この一年はどんな一年でしたか?
もしよかったら、コメントで教えてください。